全国の口臭ケアクリニックが探せる検索サイト
 | エクセレントブレスプロジェクト

ほんだ歯科

ページトップへ

EBACとは

口臭で深刻に悩む人の治療方法については、長い間決まった方法がなく難しい領域でした。ネット検索してもいろいろな方法が出てきました。口臭自体が体臭と同じように病気でない以上、医学的な根拠のない怪しいものがたくさんありました。
口臭に対する取り組みは、古くから民間療法的な手法のみならず、さまざまな口臭に関する製品は、医薬品からお菓子類にまで及びます。 さらに、口臭で深刻に悩む人(口臭症という病気)にとっては、口臭症自体が医学的にアプローチされることなく、深刻に悩んでいる状態のみで判断されて、精神科を転々とするような状態が続きました。

EBACというのは Excellent Breath Alliance Clinicsの略です。

1990年にほんだ歯科の本田俊一が、口臭症に十分対応でき、学べば誰でも口臭症を寛解させることができる治療方法を公開しました。多くの医科や歯科系大学と連携を持ち、医学的な根拠を示しました。口臭症の治療方法を学びたい医師、歯科医師、コメディカルたちに一定期間ほんだ歯科で研修を行ったうえで、ほんだ式口臭治療法を全国で展開できるようにしました。こうして全国に、ほんだ式口臭治療を学んだ先生方の口臭治療を受けることのできる医療機関が増えていきました。

ほんだ歯科でほんだ式口臭治療を学び、ほんだ式口臭治療に準じた口臭治療、もしくは、口臭ケアを行っているクリニックの集まりがEBACです。

治療方法の難しさもありますが、その後の治療方法の進歩に追いつくために、EBACに所属している医師、歯科医師、医療従事者の方々は年に2回の研修を行っています。(口臭ケアのグループは1回)。たとえ自分の患者さんが転勤などで移動が起こっても、全国の提携クリニックで、同じレベルのアフターフォローが受けられる事を目的にしています。

EBACは口臭で悩む人を、一人でも多く救うことを目的に、本田俊一の作った口臭治療を受け継いで、これからも治療法を進化させていきます。

ほんだ式口臭治療の特徴

「ほんだ式口臭治療」は、たくさんの検査や、カウンセリングの手法があります。
これを実践する上で、「必須項目」と「任意項目」があります。
以下は「必須項目」になり、ほんだ式口臭治療を行なっているクリニックでは必ず実施している検査・指導項目です。

① 官能検査・・・カウンセラーによる官能検査で、距離と、臭いの強さや種類を5段階で評価します。コロナ禍以前は必須でしたが、今は感染予防の観点からリスクが高いと判断するカウンセラーは、官能検査を行なっていない場合もありますので、事前に確認してください。 ② 生活調査票・・・1週間分の生活習慣と、口臭や口腔内感覚についての記録を書いてもらう ③ カウンセラーによる問診 ④ 評価機器1台以上 ⑤ 唾液検査 ⑥ 舌診断(視診、保湿度) ⑦ 鼻診(臭気、視診) ⑧ 尿検査 ⑨ 直筆の診断チャート、生活指導の作成
EBACにほんだ式口臭症治療を実践しているクリニックとして登録されているクリニックは、医院一覧ページに『口臭症治療』の表記があるクリニックとなります。
オーラルデオドラント対応クリニックも当院で一定の研修を受け、定期的な研修会にて知識の更新を行っている歯科医師やコメディカルが在籍しています。

お悩みに応じたクリニックを選択していただくことが可能です。

エクセレントブレスプロジェクトとは

「口臭で悩む人を一人でも多く救いたい」それが日々の治療や講演の原動力です。治療方法や考え方はこの20年間で大きく進歩しました。しかし、いまだに世間一般では口臭について話をすることはタブー視されています。これは、口臭について気軽に相談できる環境がない現状こそが口臭症患者を作る要因であり、口臭について気軽に相談できる社会を作ることが、口臭症に陥る患者を減らす最善策であると考えています。

口元ゼロ距離での口臭ゼロ。この口臭ケアを日本のスタンダードにしたい。それが「エクセレントブレスプロジェクト」のスタートでした。
口臭の無臭化の取り組みを「オーラルデオドラント」というカジュアルなネーミングにし、これを広める活動が「エクセレントブレスプロジェクト」です。この活動が全国で広がっていくことで、口臭に対して気軽に相談できる場所が増えていく。口臭症患者が生まれてしまう環境を変えてきたいという願いを込めた活動です。